当店では天然ハーブと野菜などをミックスした、完全オーガニックハーブパウダーを独自開発し、カラー剤に混ぜて使用しています。
①毛髪ダメージの軽減 ②毛髪のハリ・ツヤUP ③毛髪の手触り改善 ④頭皮の保護(しみにくい) ⑤毛穴のケア
そもそもカラーの仕組みとは?
一般的に美容室で使用されているカラー剤は「アルカリ性酸化染毛剤」と言われるもので、毛髪を1度脱色してからジアミンという色素が発色して染まるという仕組みです。
カラーした後に独特の匂いがするのはカラー剤によって頭皮が軽い炎症(火傷)を起こしている事もある。明るく染める=脱色剤のパワーを上げる必要があり、1回で明るく染まるのに傷まないカラーは存在しないことを物理的に理解しておく必要があると思います。
カラーの種類
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〇アルカリ性酸化染毛料⇒一般的にはヘアカラーと呼ばれ最もポピュラーで、暗い色から明るい色まで多数あります。脱色するので頭皮への刺激がきつく、ジアミン色素にアレルギー反応がでる方もいます。
〇酸性カラー⇒マニキュアカラーと呼ばれ髪の表面に付着させるタイプで髪を明るくすることはできません。頭皮につくと色が落ちないので注意が必要です。ダメージなし。
〇ヘナカラー⇒草木染といわれる葉っぱをすり潰した粉に水を混ぜて染めます。色味が限られていて白髪にのみ染まるので均一にはなりません。化学染料を混ぜた偽物が多数存在し、本物でも植物アレルギーがでることも。
〇塩基性カラー⇒ヘアカラーとマニキュアの良いところ取りをしたようなカラー。明るくもできますが、表面に色素を付着させるので色落ちが激しい。
〇カラーリンス⇒リンスにマニキュアを混ぜたタイプで、ご家庭のお風呂場で使用します。毎日少しずつ髪の表面に色を付着させていくので、しっかりとは染まりません。
ここ数年、1回のヘアカラーでブリーチした時と同じぐらい明るく、鮮やかに染まるカラーが登場し、美容室でも「○〇ミ〇カラー」、プラス1000円でとよく勧めているようです。ブリーチしてからもう1回カラーするよりも時間的にも早いのは良いことですが、ブリーチとほぼ同じ脱色力を持っている訳ですから、頭皮に対する刺激、毛髪へのダメージは高いといのは事実です。明るくて鮮やかな13トーンアッシュにしたいという目的ならば〇ですが、落ち着いたツヤのある7トーンのブラウンで痛めたくないというなら×でこのカラーを選択する必要はありません。
当店では、一番オーソドックスな国産のヘアカラーを使用し、独自開発ハーブパウダーを組み合わせています。まず、ヘアカラーを選択した理由は、白髪染めからハイトーンカラーまで、種類が豊富で均一に染まるからです。デメリットである炎症やアレルギー反応を起こす脱色剤・ジアミン色素、ここだけに対処する為にハーブパウダーを開発しました。以前は医師と共同開発した液体を組み合わせていたこともあります。
美容室では事実を隠して、都合の良いようにお客様に伝えています。10代、20代と若い時は身体も元気で髪も太く多いでしょう。しかし、年齢を重ねる毎にアレルギーは蓄積され、老化による体の機能の衰えと同時に、身体の不調や髪も細くみすぼらしくなっていきます。そうなる前に少しでもお客様の頭皮や髪を守ってくれる美容室に、美容師さんに出会っ欲しいと願っております。