縮毛矯正後のシャンプーのタイミングとケアのポイント

今回は、縮毛矯正後に気をつけたい施術後のケアについてご紹介します。縮毛矯正をした後は、きちんとケアをしてあげたいものです。この記事では、縮毛矯正後のシャンプーはいつから始めるべきかなど注意点、その他日々のケアについてご紹介します。縮毛矯正後のケアについて、ぜひ参考にしてみてください。

１、縮毛矯正後のシャンプーはいつからしていいの？

縮毛矯正後、シャンプーで髪を洗うのは最低でも24時間以上あけることをおすすめします。縮毛矯正直後は薬剤が完全に定着しきっていない状態で不安定です。縮毛矯正の仕組みを良く理解している専門的な美容室では、必ず最後の仕上げに丁寧にブローしたり、アイロンを必ず行います。 その最後のひと手間で縮毛矯正のクオリティーが大きく変わるからです。その状態を一定期間キープすることが重要となります。

縮毛矯正後のシャンプーの注意点

縮毛矯正後のシャンプーには、いくつか注意点があります。まず、シャンプーをする前に、プレクレンジング（お湯のみでしっかり流す）で髪の汚れや油分など付着物をしっかりと落とすことが大切です。そうすることで、髪の油分を奪うことなく、適切な洗浄を行うことができます。また、シャンプーはしっかりと泡立てて、髪を強くこすったりしないようにしましょう。しっかりとシャンプーをすすいだ後に、コンディショナーやトリートメントをつければ洗髪は完了です。シャンプーの泡がしっかりと立たない場合は過度な油分が残っている場合が考えられます。その場合は1回シャンプー洗い流して、もう1回シャンプーする事をおすすめいたします。

2シャンプーってそいうことだったんだぁ

縮毛矯正後におすすめのシャンプー

シャンプーについてここでは軽く触れておきます。1番のおすすめはカラー用のものを選ぶことをおすすめいたします。逆にクセ毛用や、しっとり・ダメージ用などは油分が多いだけで根本的な問題解決にはなりません。シャンプーの1番の目的は汚れを落とすことで、水と発砲剤が成分のほとんどであり、実際に髪質を変える効果は期待しない方が良いと思います。その点、カラー用シャンプーはバランスが良く、縮毛矯正をされている方にも最適です。

カラー用シャンプーがおすすめって意外

４、縮毛矯正後こんな時はどうする？よくある質問

①縮毛矯正を行った当日や24時間以内にシャンプーしていいの？

ジムやスポーツで汗をかいた場合などはシャンプーを行っても構いません。ただし、きちんと髪を乾かし、できる限りブローやアイロンを丁寧に行うようにしてください。

➁耳にかけたり、くくってもいいの？

耳にかけたり、強くゴムで縛る事はできるだけ避けてください。耳にかける動作を無意識に行い、それが習慣化されている方が多くいらっしゃいます。その習慣化された動作によって曲げられた髪のクセは、美容室で縮毛矯正を行っても治らない可能性が高いので注意が必要です。また、髪を強く縛る事も同様に注意が必要です。ゴムの縛り跡がそのままくっきりと残り、髪が切れてしまっている方を多く見かけます。ゴムで縛るのではなく、シュシュで縛るだけでもだいぶ違うと思います。

③カラーをするにはどれぐらい期間を開ければいいの？

それぞれの美容室で使っている薬剤や技術の方法、考え方が違いますが、当店ではカラーと縮毛矯正を同時に行うことが出来ます。当店では、お客様の利便性と仕上がりのクオリティーを考慮して、独自薬剤を開発しているからですが、カラーと縮毛矯正を同時にできないという美容室では、期間を空けてからカラーを行うようにしてください。1週間以上の期間を開けるお店が多いようです。

④縮毛矯正はどれぐらいの頻度で行えばいいの？

当店では4か月毎を推奨していますが、クセの強さやダメージ、長さによってお客様それぞれです。3か月毎にご来店される方もいれば、1年に1回の方もいらっしゃいます。縮毛矯正の持続や仕上がりは、美容室というより担当者によって大きく異なります。3回続けないと効果がないとか、こまめにトリートメントに通う必要があるなど、営業をかけてくる美容師さんもいるので、全てを鵜呑みにするのではなく、「自分にとって何が必要か」、「価格に見合った効果を実感することができたか」を、自分自身で見極めるようにしましょう。

効果を感じられないものは、はっきりとNOと意思表示が必要です。

⑤縮毛矯正後はしっかりと乾かした方がいい？

濡れた髪はデリケートで傷みやすい状態です。縮毛矯正に限らずシャンプー後はしっかりと乾かすことが重要です。とはいえ、忙しい日々の中で髪を乾かすのは大変な作業です。美容サロンに行った日はすごく綺麗だったのに、自分でシャンプーして乾かすと仕上がりが全然違う・・・。それは乾かし方に大きな差があるからです。乾かし過ぎてもパサパサで広がるし、オイルをつけ過ぎるとベタベタしてしまいます。乾かし方やどんな洗い流さないトリートメントが良いのか、については別の記事で詳しく説明します。